七人の人工衛星(さてらい)娘(こ)

明日、もしかして行くような人、もしくは行った人。

さてらいこ達は、1人1人でも充分に主役を張れるほどのドラマに充ち満ちている。
けど、歴史も一緒に眺めていくとこれはこれで恐ろしいことに。

のぞみとはやぶさの関係が萌えすぎて困る件について少々。

この二人の前に、ロケット開発を始めた一人の教授の名前とそのロケットを、調べて欲しい。
糸川博士 → MV → のぞみ → はやぶさ −…→ はやぶさ2?

イトカワ

イトカワとペンシルがそれに当たる。

http://www.jaxa.jp/article/interview/sp1/index_j.html

のぞみ

火星探査機「のぞみ」ペンシルロケットの直系の子孫【M−V】3号機で、打ち上げられ、当初の予定より長い時間、旅をしていた。

限りある燃料のなか、機械の想定寿命もあるのに、火星に着くため、ぐるっと回り道の旅


くわしくは、恐るべき旅路がよいかと。

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年



はやぶさ

小惑星探査機「はやぶさペンシルロケットの直系の子孫【M−V】5号機で、打ち上げられ、現在地球に向かって帰還ちゅ


育ての親の地球を出発し、生みの親のイトカワに向かう(あぁ、これだけで、もう!)


「のぞみ」の失敗があったからこそ、重い体を引きずって、はやぶさは地球向けて帰ってこれる。
あぅはう…


リエントリカプセルもUSERSに代表される再突入可能なカプセル、その軌道の確立もあったし
イオンエンジンの運転実績もこれで確立。

あぅはう…

川口研究室

そして未来。

ちょこちょこっと気になるのを転記してみる。

http://www.muses-c.isas.ac.jp/kawalab/

はやぶさ2に向けて着々と準備が進められていることが、計画だけでなくこういったところに見えるのは……うう、涙腺が、やばい


1つめ

  • 燃料を温存するセイル(帆)でもって推力を得る。そのために必要なことを研究中〜

2つめ、3つめ

4つめ

  • イトカワ小惑星が想定とした密度とだいぶ違っていた、でもはやぶさの調査データから他の小惑星も同じようなのかとか、起源が分ければ今も分かる。それが分かると、(想像ですけど)サンプル取得を複数回・複数箇所で行うとかのきぼうがうっすら見えてくる。

5つめ

  • 一言でいうと、エンジンの出力増強。
  • だた、限られた大きさの中で、出夏向上、効率・推力向上を行うには、どうするのん?っていう内容っぽい。



UDXのかぐやイベントで、セレーネ2を計画中のjaxaの中の人が何気なくこぼした一言が心に残っているので、最後に。


「……もちろん数年後に、この機器はこのくらいの精度であったり、水準になっていることを考慮するけど、基本的には今存在する使える技術で、計画を組んで、今まで出来ないことをする。不可能かどうかは考え無くって、コレが出来れば後はやれる」



ちょっと違うかもだけど、大体こんなニュアンス