七人の人工衛星(さてらい)娘(こ)
明日、もしかして行くような人、もしくは行った人。
さてらいこ達は、1人1人でも充分に主役を張れるほどのドラマに充ち満ちている。
けど、歴史も一緒に眺めていくとこれはこれで恐ろしいことに。
のぞみとはやぶさの関係が萌えすぎて困る件について少々。
この二人の前に、ロケット開発を始めた一人の教授の名前とそのロケットを、調べて欲しい。
糸川博士 → MV → のぞみ → はやぶさ −…→ はやぶさ2?
↑
イトカワ
イトカワとペンシルがそれに当たる。
http://www.jaxa.jp/article/interview/sp1/index_j.html
のぞみ
火星探査機「のぞみ」ペンシルロケットの直系の子孫【M−V】3号機で、打ち上げられ、当初の予定より長い時間、旅をしていた。
限りある燃料のなか、機械の想定寿命もあるのに、火星に着くため、ぐるっと回り道の旅
くわしくは、恐るべき旅路がよいかと。
- 作者: 松浦晋也
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/10
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はやぶさ
小惑星探査機「はやぶさ」ペンシルロケットの直系の子孫【M−V】5号機で、打ち上げられ、現在地球に向かって帰還ちゅ
育ての親の地球を出発し、生みの親のイトカワに向かう(あぁ、これだけで、もう!)
「のぞみ」の失敗があったからこそ、重い体を引きずって、はやぶさは地球向けて帰ってこれる。
あぅはう…
リエントリカプセルもUSERSに代表される再突入可能なカプセル、その軌道の確立もあったし
イオンエンジンの運転実績もこれで確立。
あぅはう…
川口研究室
そして未来。
ちょこちょこっと気になるのを転記してみる。
http://www.muses-c.isas.ac.jp/kawalab/
- ソーラーセイル
- 3次元リアクションホイールの開発と研究
- はやぶさのリアクションホイール(以下RW)レス運用
- イトカワ形成に関する考察
- フッ素系不活性液体を用いた絶縁冷却システムによる宇宙用高温高電圧機器の温度制御
はやぶさ2に向けて着々と準備が進められていることが、計画だけでなくこういったところに見えるのは……うう、涙腺が、やばい
1つめ
- 燃料を温存するセイル(帆)でもって推力を得る。そのために必要なことを研究中〜
2つめ、3つめ
- リアクションホイールの耐久性向上と、もし故障してしまっても運用できるようなプラン。
4つめ
- イトカワ≒小惑星が想定とした密度とだいぶ違っていた、でもはやぶさの調査データから他の小惑星も同じようなのかとか、起源が分ければ今も分かる。それが分かると、(想像ですけど)サンプル取得を複数回・複数箇所で行うとかのきぼうがうっすら見えてくる。
5つめ
- 一言でいうと、エンジンの出力増強。
- だた、限られた大きさの中で、出夏向上、効率・推力向上を行うには、どうするのん?っていう内容っぽい。
UDXのかぐやイベントで、セレーネ2を計画中のjaxaの中の人が何気なくこぼした一言が心に残っているので、最後に。
「……もちろん数年後に、この機器はこのくらいの精度であったり、水準になっていることを考慮するけど、基本的には今存在する使える技術で、計画を組んで、今まで出来ないことをする。不可能かどうかは考え無くって、コレが出来れば後はやれる」
ちょっと違うかもだけど、大体こんなニュアンス