地球まで3億5,000万キロを切ったようです。

ちょっと、同人誌を整理してたら、「のぞみ」の本が出てきました。
となりに置いておいた「はやぶさ」の本。今は離ればなれになってしまったけれど、きっとイトカワに抱かれている「ミネルヴァ」の本も、こちらではぴったりと隣にいます。

ふと、本棚に目をやると。「恐るべき旅路」が目に入ります。

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年


……彼女の様子が気になりました。


今どこにいるのだろう。
具合は大丈夫なのだろうか。


確か、来年の今頃に帰ってくるような手紙は受け取ったのだけど、不安で不安でしょうがなかった。




博士の名を冠した宝物を持って帰って来てくれることを待ちます。


僕らの前に、きっと15人の仲間達、姫と爺やと婆やが出迎えてくれることだろう…